購入申し込みが重なった場合

優先順位、知らなくて失敗しました。
中古マンション購入時
申し込みが重なった場合の注意点。

中古マンションの購入申込み

中古マンションの売買においては、他の購入検討者と申込みが重なる場合があります。
やっと見つけた理想の物件も、他の検討者に先を越されてしまうことも。
申し込みが重なった場合の優先順位について解説します。

①書面での申し込み

書面による購入申し込みが第一優先になります。
ただし契約日や引き渡しの期間が長くなりすぎる場合、二番手の検討者に優先順位が移行する場合あるため注意が必要です。

②住宅ローン事前審査

売主は確実な契約を望むため、住宅ローンの事前審査通過が契約の条件となります。
書面の申込みが後順位でも、事前審査が通過していれば優先される場合があります。

③資金計画・ローン条件

ネットバンクは事前審査が通過しても、契約後の本審査で減額もしくは否決になる事があります。
現金購入や頭金が多い申し込み、都市銀行の事前審査通過は優先されます。

④値引き交渉

値引き条件で申し込みの場合、一番手の申し込みであっても後順位になる場合があります。
仮に値引きが通っても、契約直前に他の検討者から申し込みが入ると、売主からキャンセルされる場合があり注意が必要です。

⑤両手契約の優先

売主担当のエージェントが自分で買主を見つける契約(両手)を狙う場合、外部エージェントの申し込みを後順位とする場合があります。
両手契約の優先は大手仲介会社では禁止ですが、実際はまだ行われており問題となっています。

まとめ

中古マンションは購入申込みが重なる場合がある。
優先順位は申込み順だけではなく、ローンの事前審査や資金計画、値引きなどの申し込み条件なども加味し判断される。
エージェントの両手契約狙いによる優先もあるため注意が必要です。

今回は申し込みが重なった場合の優先順位と注意点
についてのお話しでした。

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