修繕積立金が足りない

修繕積立金が足りない!?
気をつけるべき大幅値上げの可能性がある物件4選

積立金が足りない

マンションは管理組合が主体となり維持・運営を行いますが、築年数が古くなればメンテナンスコストが増えるため、将来的には値上げとなります。
ただし、物件によっては積立金が不足し大幅に値上げとなるケースも。注意すべき物件を紹介します。

①総戸数の少ない物件

戸数が少ないと集まる修繕積立金も少ないため、大規模修繕工事の際に一人当たりの負担が大きくなります。
三井住友銀行は総戸数20戸以上、三菱UFJ銀行は総戸数12戸以上が住宅ローン融資の条件となっており、将来の資金不足が懸念されます。

②1R混在マンション

ワンルームが中心の物件で、1LDKタイプを購入する場合は注意が必要。
積立金は専有面積で負担額を按分するため、1LDKの部屋を購入すると、積立金増額の際負担額も倍で増額します。
1Rタイプが2万円負担の場合、4万円負担になることも。

③自主管理物件

管理組合の高齢化や、理事長の転居などにより組合がうまく機能しておらず、修繕費が不足している場合があります。また、第三者による会計のチェックがなされておらず、理事長や会計担当者の積立金使い込みなどの事件もあるため注意が必要です。

④平成バブル物件

平成バブルの頃に建築された物件は要注意です。小規模物件が多く、総戸数10戸でエレベーター2台設置など、修繕費の大幅な増額が想定されます。
また分譲当初の計画で費用負担が低く抑えられており、積立額が不足している物件もあります。

まとめ

分譲マンションは古くなればなるほど維持費がかかるため、積立金は値上げとなるケースがほとんどです。
購入してから払えないという事がないように、慎重な物件選びと確認、安全な資金計画を立てたうえで、購入を検討しましょう。

修繕積立金の大幅な値上げの可能性のある物件
についてのお話しでした。

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