調査報告書のチェック

中古マンションは管理を買え!
【重要事項調査報告書】で
押さえておきたいポイントBEST5

押さえておくべき
管理のポイント

中古マンション購入の際、事前に確認すべき【管理状況】。
管理会社から発行される「重要事項に係る調査報告書」の内容で、おさえておくべきポイントについてまとめました。

①過去の修繕履歴

過去に行われた修繕工事の内容、工事の時期を確認する事で、組合の管理に対する取り組みを把握できます。
途中で管理会社が変わった場合、修繕履歴を管理会社が発行しないケースもありますが、組合で保管している事もあります。確認しましょう。

②修繕積立金総額

マンション全体の積立総額を確認します。積立額が0もしくはマイナスでも、それ自体がだめな訳ではありません。
大規模修繕が終わったばかりであれば、大幅に減っている場合や足りない分の借入をしている場合も多くあります。過去の修繕履歴と照らし合わせて判断します。

③修繕積立金の値上予定

修繕計画に基づく段階的な値上げや、大規模修繕が終わったばかりで積立金が少ない場合に値上げの可能性があります。
内覧時や契約時に未確定であっても、契約後に値上げとなる可能性もあるため、ゆとりを持った資金計画が重要です。

④役員の選任方法

最近では輪番制が推奨されています。面倒と思われる方も少なくありませんが、積極的な組合参加が理想。
自主管理では会計や運営についての透明性が委託管理より低い場合があり、組合運営への積極的な参加とチェックをお勧めしています。

⑤今後の修繕計画・予定

長期修繕計画は、予定通り実施される訳ではありません。今後の具体的な修繕予定があるか確認が必要です。
また具体的でなくても、マンション内で漏水が多発している場合など、総会で話し合いが行われているかも確認が必要です。

まとめ

中古マンションの購入では管理が重要です。過去の修繕履歴、今後の予定は要確認。具体的な予定は未定でも総会で話し合いが行われていないかも確認しましょう。
積立額が0やマイナスの場合、値上げの可能性もあるため資金計画には要注意です。

押さえておくべき
管理のポイント
についてのお話しでした。

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