住宅ローン審査の基準(物件編)

銀行はここを見る②
これから家を購入する人が知っておくべき住宅ローン審査の基準
(物件編)6選

住宅ローン審査の基準(物件編)

マンション購入の際に利用する住宅ローン。
銀行が審査の際に確認する住宅ローンの基準について、今回は物件の評価ポイントについて解説します。

①管理体制

銀行が住宅ローン審査で物件を評価するポイントは資産価値。長期の融資に値する物件かどうかを判断します。
管理体制によってローン金利や借入額に差が出ることも。大手管理会社による委託管理より自主管理物件は審査が厳しくなります。

②耐震基準

築年数の古い物件では、耐震基準が審査に大きく影響します。
一部耐震補強を行なっている物件や、耐震補強工事を実施していても、適合証明がない場合など、審査が通らない場合もあるため注意が必要です。

③総戸数

銀行によって総戸数20戸以上や12戸以上など、下限が設定されている場合があります。
戸数が少ない物件ではマンション全体の修繕積立金の総額が少ない場合や、一世帯当たりの積立金が高額な場合があり、銀行の評価が厳しくなる場合があります。

④立地

建物だけでなく土地の価値も評価のポイントです。人気の駅、沿線では評価が高く、融資もつきやすくなります。また再開発や新駅、新線の開設などで資産価値が上がり、審査時期によって審査結果が変わる場合があります。

⑤間取り

特にコンパクト物件では注意が必要です。浴室が無い物件や1Rタイプでは投資用物件もしくは事務所タイプと評価され、住宅ローンの対象にならない場合があります。
30m2前後のタイプも居住用ではなく投資商品とみなされる場合があります。

⑥土地の権利

土地の権利が借地の場合では、借入期間が短くなる場合や、自己資金が必要になる場合があります。
借地期間などの契約内容も重要ですが、地主の相続手続きが済んでいない場合や地主が寺社仏閣以外では審査が通らない場合もあります。

まとめ

住宅ローンの審査では人の審査と物件の審査があります。同じ人が審査をしても物件によってローン審査で違った結果になることも。
銀行によっても審査の基準が異なるため、自分にとって最適な物件と住宅ローンを選びましょう。

住宅ローン審査の基準(物件編)
についてのお話しでした。

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