パートナーと2人で組む住宅ローンの特徴と注意点5選
2人で組む住宅ローン
住宅購入を検討される際、それぞれの名義が欲しい、借入額を増やしたいなど、夫婦もしくはパートナーと一緒にローンを組むことも可能です。
ペアで組むローンには種類があり、それぞれ特徴があります。その種類と違いについて解説していきます。
①ペアローン
ペアローンは、二人が債務者になり2本のローンを組む商品。ローン契約が2本のため、事務手数料や印紙税がそれぞれかかります。
メリットはそれぞれが所有権を持てること、2人が住宅ローン控除を利用でき、節税効果が高くなる場合があることです。
②連帯保証
1人が住宅ローンを契約し、パートナーが連帯保証人になるケース。ローン返済が滞った場合、連帯保証人にも支払い義務が生じます。
住宅ローン控除の適用はローン契約者一人だけ。ローン借り入れ分についてはローン契約者単独名義となります。
③連帯債務
2人が連名で1本の住宅ローンを契約するケースです。ペアローンと違いは、1本のローン契約のため諸費用が安くなります。
また2人がともに債務者のため二人ともローン控除が利用できます。また連名で所有権が登記できます。
④親子ローン
親と子二人の収入を合算して住宅ローンを組む事も可能です。ただし親の年齢や、親が亡くなった後の、1人でのローン返済を審査されるため、他の2人で組むローンよりも審査は厳しくなります。また親の持病でローンが組めない場合もあります。
⑤同性パートナー
これまでの2人で組むローンは、戸籍上の夫婦か親子でないと利用できませんでした。
2020年頃から同性パートナー同士での住宅ローンを取り扱う銀行が増えており、現在ではどの銀行でもペアローンや連帯債務など取り扱いが可能です。
まとめ
最近では2人でローンを組む人が増えており、夫婦でローンを組む場合はペアローンを選択する人が大半です。
それぞれに特徴があるため、自分にとってどのローンが良いかはエージェントに相談しましょう。
同性パートナーの場合は、パートナーである合意や後見の公正証書が必要です。
パートナーと2人で組む住宅ローン
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