中古マンション購入
住宅ローン契約前に返済計画で避けたい
失敗例ワースト5
ローンの返済計画で
避けたい失敗例
住宅購入を検討する際に悩む住宅ローン。
どの銀行がいいか、どの商品がいいかは人それぞれですが、失敗例は共通しています。
絶対に避けたい失敗例についてまとめました。
①短かすぎる返済計画
短期間での返済計画は、同じ借入額でも月々の返済額が上がります。
また短い期間での返済計画は、住宅ローン審査の際に年収に対しての返済額負担が上がるため、ローン審査基準が厳しくなり金利が割高になる場合もあります。
繰上げ返済を併用しながらの長めの返済計画を立てることによって、ゆとりのある資金計画が安心です。
②長すぎる返済計画
短すぎる返済計画も心配ですが、長すぎる住宅ローンの利用にも注意が必要です。
最近では35年を超える超・長期ローンも登場していますが、長期の返済では利息が増え総返済額も膨らみます。
月々の返済額を抑えるメリットはありますが、残高の減りの遅さもデメリットです。
将来の仕事のキャリアプランや引退後の生活も考慮して、慎重な返済計画を立てましょう。
③将来の収入の目測
安易な収入の見込みで計画を立てると、支払いが苦しくなるリスクがあります。
将来の仕事のキャリアや家族構成などライフプランを考慮して、安心して返済していける金額を検討しましょう。
ボーナス返済併用プランの利用も注意が必要です。ボーナスなしの年俸制などを採用する企業も多く、勤務先の給与形態の変更や、将来、ボーナス支給のない企業へ転職する可能性もあります。
併用プランの利用には月々返済とボーナス時返済のバランスを考慮しましょう。
④予期せぬ出費
将来の予期せぬ出費を見落とさず、余裕を持った計画を考えましょう。
事故や病気による生活の出費、管理費・修繕積立金の増額やメンテナンスによる物件の出費が発生する可能性があります。
物件購入時、頭金の額を調整し、現金をある程度手もとに残すようにすると安心です。
⑤金利変動の理解
住宅ローンには固定金利と変動金利がありますが、低金利で利用者の多いのが変動金利型の住宅ローンです。
変動金利は名前の通り金利が変動するため、将来金利上昇の局面では月々の返済額も上昇し、支払いの負担も増える事になります。
都市銀行などでは5年毎に返済額を見直し、一度の変更での上限額(125%)が決まっている場合が多く(5年ルール・125%ルール)、極端な金利上昇時の安全策が取られています。
ただしネットバンクなどでは金利上昇時の返済額の変更に上限設定がない場合が多いため、事前の確認と注意が必要です。
まとめ
住宅ローンの返済は長期に渡って続きます。ローンプランの変更には手数料もかかりますし、手間もかかります。
住宅ローンプランや銀行の選択で後悔しないよう、よく検討した上で返済計画を立てましょう。銀行やローンの種類についてはエージェントに相談し、資金計画についてはファイナンシャルプランナーへの相談が安心です。
ローンの返済計画で
避けたい失敗例
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