未公開物件に注意

特別に紹介!?中古マンション購入で失敗したくない人が知っておくべき
未公開物件2つの理由と注意すべきポイント3選

未公開物件とは?

中古マンションの販売を開始する際、ポータルサイト、自社サイトに情報公開し販売活動を進めますが、広く公開する前に、見込みのお客様へ先行して紹介する場合があります。
特別感がありますが注意点も。未公開の理由と注意点について解説します。

理由①業者売主物件

不動産会社が売主のリノベーション物件の場合、早期の販売を目指すため、準備が出来しだい情報公開、販売活動を開始します。
ただし内装プラン作成の遅れにより公開まで時間がかかる場合や、早期販売のために見込みのお客様へ『暫定』のプランで紹介する場合があります。

理由②個人が売主物件

売却の依頼を受けた不動産仲介会社は、一定期間内に売り出し情報を公開する義務があります。
ただし他の不動産会社から紹介を受け共同で仲介し成約となると、売主からの報酬のみで買主からの報酬は得られません。

そのため不動産業者は売主・買主の両方から報酬を得るために、一般公開を遅らせ未公開状態で買主を集客、または見込み客へ紹介する場合があります。

注意点①プラン変更

不動産業者が売主のリノベ物件で内装プランが確定していない場合、途中で間取り変更や設備・仕様の変更、サイズ変更になる場合があります。
特に築年数が古い物件のスケルトンリノベーションで、解体工事前の場合は注意が必要。
解体してみたら図面とは違う壁や配管の施工があり、当初プランとは大幅に変更になる場合もあります。

注意点②引き渡し

不動産業者が売主のリノベ物件で、工事が始まっていない場合、その理由に注意が必要です。
管理組合から工事の許可が下りず遅れている場合、漏水が見つかった場合、設備の納品が遅れている場合など、工事完了日と引き渡しが遅れる場合があります。

注意点③販売価格

マンション販売を開始する際、販売価格を少し高い価格設定からスタートする場合があります。
正式な販売開始で予定している価格があっても、未公開のタイミングでは金額を少し盛っているケースも。
適正価格か見極めが必要です。

まとめ

未公開物件は市場に出回る前の新鮮な情報で、探していた物件をいち早く検討できるのがメリット。
ただし内装プランが途中で変更になる場合や、工事が進まず大幅に引き渡しが遅れる場合、販売価格を盛って紹介される場合などがあり注意が必要です。

今回は中古マンション未公開物件の理由と注意点
についてのお話しでした。

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